レース内容

　離された好位からの競馬をしていた3番人気・ディープブリランテが、直線で鋭く伸びてトーセンホマレボシを捉えて抜け出し、外から猛追するフェノーメノをなんとかハナ差凌いで勝利しました。折り合いに課題があったのですが、今日は一番良い競馬が出来ました。鞍上・岩田騎手の男泣きは感動でした。

　トーセンホマレボシは、先行2番手での競馬。直線で逃げるゼロスを捉えて抜け出すのですが、ディープとフェノーメノの追撃を凌ぎきれず3着でした。しかしながらこのハイペースでの3着は評価に値します。菊花賞はこの馬ではないでしょうかと思ってしまいます。

　1番人気に推されたワールドエースは、中位後ろ目での競馬。直線では33秒8の脚を使って追い込むものの前の馬を捉えるに至らず4着でした。良い脚を使ってはいるのですが、前の馬たちが止まりませんでした。

　トリップは、好位からの競馬。直線ではそれほど伸び切れなかったのですが、一杯にはならず粘って7着でした。

　ベールドインパクトは、後方からの競馬。直線では後方からよく伸びてきてはいるのですが、9着でした。

　4番人気・グランデッツァは、今日は離された好位での競馬。直線では一瞬伸びるところがあったものの、後半失速。10着と惨敗しました。距離の壁もあったかもしれませんが、気配がそれほど目立つものでもありませんでした。

　スピルバーグは、スタートであおってしまい最後方からの競馬。しかし、直線でもそれほど伸び切れず後方のまま14着でした。

　クラレントは、好位からの競馬。しかし、直線で一杯になってしまい15着でした。距離も長かった感じですし、気合不足でした。

　ヒストリカルは、後方2番手からの競馬。しかし、直線では全く伸びずまさかのシンガリ負けを喫しました。久々でマイナス8kgと見た目にも貧弱に見えました。へぼまさも見た瞬間に無印にしてしまいました。

天気：晴　馬場：良　決め手：好抜出(A)　前半5F：59.1(H)　上がり3F：36.1