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第17回POG 新種牡馬(日本馬)

メイショウサムソン

雑草魂でGI4勝

メイショウサムソン

Meisho Samson

血統登録頭数:69頭
2003年浦河産 鹿毛

*オペラハウス

1988

Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Colorspin High Top
Reprocolor

マイヴィヴィアン

1997

*ダンシングブレーヴ

Lyphard
Navajo Princess
ウイルプリンセス *サンプリンス
エール
距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 実績
中~長距離

<戦績>27戦9勝

<成績>1着-皐月賞(GI)、日本ダービー(GI)、天皇賞・春(GI)、天皇賞・秋(GI)、スプリングS(GII)、産経大阪杯(GII)

<解説>並んだら抜かせない勝負根性で、クラシック2冠と天皇賞の春秋制覇をした名馬。2歳夏から5歳の暮れは長きにわたって一線で活躍し、馬インフルにかかった以外は故障もなく、順調な競走馬生活を送りました。テイエムオペラオーと同じオペラハウスの産駒なので、安定感には欠けるかもしれませんが、社台SSでの繋養ということで、まずまずの繁殖牝馬レベルですし、活躍馬を出せそうな予感がします。

<1年を振り返って>

 2012年は中央での勝ち星は0と非常に厳しい結果になりましたが、2013年に入ると産駒が次々に勝利し、その中でもサムソンズプライドは3連勝をして、日本ダービーに駒を進めることができました。まあまずまずの内容というところでしょう。今後の活躍に期待したいところですね。

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フサイチリシャール

4連勝で2歳王者に

フサイチリシャール

Fusaichi Richard

血統登録頭数:46頭
2003年早来産 芦毛

*クロフネ

1998

*フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
*ブルーアヴェニュー Classic Go go
Eliza Blue

フサイチエアデール

1996

*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ラスティックベル Mr.Prospector
Ragtime Girl
距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 実績
中距離

<兄弟>ライラプス(クイーンC)、サイオン

<戦績>24戦5勝

<成績>1着-朝日杯フューチュリティS(GI)、阪神カップ(GII)、東京スポーツ杯2歳S(GIII)、萩ステークス(OP)

<解説>オークスTRなど重賞4勝と活躍したフサイチエアデールの仔で、クロフネの初年度産駒。新馬戦4着後は、未勝利戦から一気の4連勝で朝日杯FSを制し、2歳王者に輝きました。その後は第1回阪神カップを制するなど活躍はしたものの、やや早熟傾向だった気がします。産駒は50頭ほどいますが、ちょっと繁殖牝馬のレベルがイマイチかなという感じ。

<1年を振り返って>

 デビュー1年で7勝とまずまずの成績。2013年は勝ち鞍が全てダートということで、祖父・クロフネの血が色濃く出ている感じが出ていますね。繁殖レベルからすると十分健闘していると思います。

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アドマイヤジュピタ

骨折を乗り越え天皇賞制覇

アドマイヤジュピタ

Admire Jupiter

血統登録頭数:17頭
2003年早来産 栗毛

*フレンチデピュティ

1992

Deputy Minister Northern Dancer
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass

ジェイズジュエリー

1995

*リアルシャダイ Roberto
Desert Vixen
*アサーション Assert
Yes Please
距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 実績
長距離

<近親>アドマイヤメイン、プロモーション

<戦績>14戦7勝

<成績>1着-天皇賞・春(GI)、アルゼンチン共和国杯(GII)、阪神大賞典(GII)

<解説>3歳時にクラシック候補として期待していましたが、骨折。復帰が4歳の夏までずれ込み、500万から再スタート。そこから順調に勝ち進み、秋に重賞初制覇。翌年の天皇賞で同期の2冠馬・メイショウサムソンを下して、GI制覇しました。初年度から100頭近くの繁殖牝馬が集まったものの、受胎率が非常に悪く、1年で種牡馬引退となってしまいました。数少ない産駒から活躍馬が出せるでしょうか...。

<1年を振り返って>

 数少ない産駒の中から2頭が勝ち上がりとまずまずの結果を残しました。受精能力が高ければ、それなりの産駒を残せたはずなので残念ですね。

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スズカフェニックス

強烈な末脚で羽ばたいた不死鳥

スズカフェニックス

Suzuka Phonenix

血統登録頭数:37頭
2002年千歳産 栗毛

*サンデーサイレンス

1986

Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower

*ローズオブスズカ

1992

Fairy King Northern Dancer
Fairy Bridge
Rose of Jericho Alleged
Rose Red
距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 実績
短~中距離

<近親>ドクターデヴィアス、シンコウキング

<戦績>29戦8勝

<成績>1着-高松宮記念(GI)、阪神カップ(GII)、東京新聞杯(GIII)

<解説>鋭い末脚を武器に、高松宮記念を快勝。着外が少ないという安定感はあったものの、取りこぼしも多かった感じがしますね。血統的にはドクターデヴィアス、シンコウキングの甥という良血馬で、バックボーンは十分。良い繁殖牝馬が集まれば、結果は残せそうです。

<1年を振り返って>

 マイネルホウオウが、NHKマイルカップ(GI)を含め4勝を挙げるなど大活躍をしましたが、勝ち上がりは3頭のみでした。ただ、マイネルホウオウの活躍で良い繁殖牝馬に恵まれる可能性があるので、これから先の期待はできるかもしれません。

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フサイチホウオー

妹の活躍で種牡馬入り

フサイチホウオー

Fusaichi Ho O

血統登録頭数:15頭
2004年千歳産 鹿毛

ジャングルポケット

1998

*トニービン *カンパラ
Severn Bridge
*ダンスチャーマー Nureyev
Skillful Joy

アドマイヤサンデー

1995

*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ムーンインディゴ El Gran Senor
Madelia
距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 実績
中距離

<兄弟>トールポピー(オークス、阪神JF)、アヴェンチュラ(秋華賞、クイーンS)

<戦績>11戦4勝

<成績>1着-東京スポーツ杯2歳S(GIII)、ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)、共同通信杯(GIII)

<解説>ジャングルポケットの初年度ということで注目を集め、新馬から共同通信杯まで4連勝をマーク。しかし、皐月賞で3着に敗れた後から、大敗続きになり、4歳時に屈腱炎で引退しました。当初は乗馬ということで供用されていましたが、全妹・トールポピーが阪神JFとオークスを制覇したことにより急遽種牡馬入りしました。産駒数が少ないので厳しいかもしれませんが、気性の悪さが良い方に出れば、面白いかも。

<1年を振り返って>

 この1年で1勝しかすることができませんでしたが、その1勝を挙げたケンブリッジサンは、東京スポーツ杯2歳Sで3着に入りましたし、産駒数が少ないので、まずまずだったと思いますね。

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ブラックタイド

競馬界を席巻するディープの兄

ブラックタイド

Black Tide

血統登録頭数:78頭
2001年早来産 黒鹿毛

*サンデーサイレンス

1986

Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower

*ウインドインハーヘア

1991

Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 実績
中距離

<兄弟>ディープインパクト(クラシック3冠、天皇賞・春、宝塚記念、ジャパンC、有馬記念)、オンファイア、レディブロンド

<戦績>22戦3勝

<成績>1着-スプリングステークス(GII)、若駒ステークス(OP)

<解説>若駒ステークス、スプリングSを制し、皐月賞では2番人気で出走。しかし、前残りの展開に全く為す術なく、16着と大敗。その後屈腱炎を発症し、オープン戦で連対などあったものの、遂に勝つことなく引退となってしまいました。無事ならば、何個かのタイトルは確実にとっていたと思いますし、故障が残念でした。弟のディープインパクトの大活躍により、種牡馬入り。頭数、繁殖レベルもまずまずと思います。

<1年を振り返って>

 テイエムイナズマがデイリー杯2歳S(GII)を制し、2012年のフレッシュマンサイヤー1位を獲得しました。その後も活躍馬を輩出していますし、弟・ディープインパクト同様、これから先も注目していい種牡馬になるでしょう。

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サイレントディール

芝・ダートで重賞制覇

サイレントディール

Silent Deel

血統登録頭数:34頭
2000年早来産 栗毛

*サンデーサイレンス

1986

Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower

*フェアリードール

1991

Nureyev Northern Dancer
Special
Dream Deel Sharpen Up
Likely Exchange
距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 実績
中距離

<兄弟>トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯、阪神牝馬特別、クイーンS、府中牝馬S)、ビーポジティブ

<戦績>50戦7勝

<成績>1着-シンザン記念(GIII)、武蔵野ステークス(GIII)、佐賀記念(GIII) 2着-フェブラリーS(GI)

<解説>エリザベス女王杯を勝ったトゥザヴィクトリーの全弟。2歳から8歳の暮れまで、芝・ダートを問わず長く走り続けました。展開がハマった時は強かったのですが、不安定な馬でした。産駒数はそれほど多くないですが、筋の通っている血統だけに面白いかもしれません。

<1年を振り返って>

 この1年で1勝しかできず、厳しい結果となってしまいました。

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アドマイヤメイン

ダービーでMサムソンに肉薄

アドマイヤメイン

Admire Main

血統登録頭数:17頭
2003年早来産 栗毛

*サンデーサイレンス

1986

Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower

プロモーション

1994

*ヘクタープロテクター Woodman
koyveya
*アサーション Asseert
Yes Please
距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 実績
中距離

<近親>アドマイヤジュピタ(天皇賞・春)

<戦績>22戦4勝

<成績>1着-青葉賞(GII)、毎日杯(GIII) 2着-日本ダービー(GI) 3着-菊花賞(GI)

<解説>母はクイーンS(GIII)勝ちで、天皇賞馬・アドマイヤジュピタの従兄弟になります。毎日杯、青葉賞と連勝し、日本ダービーでは、メイショウサムソンとの叩き合いを繰り広げてクビ差2着と大健闘。しかし、菊花賞3着後はオープン特別で掲示板に載るのが精一杯で、大不振に陥ってしまいました。勝ち鞍全てが逃げと、自分でペースを作れないとダメでした。日本での産駒は少なく、現在は南アフリカで種牡馬生活を送っているとか...。

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