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第26回POG ドラフト結果 主な新種牡馬
キタサンブラック キタサン祭り第2幕
キタサンブラック
Kitasan Black

血統登録数:83頭
2012年 ヤナガワ牧場産
鹿毛

ブラックタイド *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
シュガーハート サクラバクシンオー サクラユタカオー
サクラハゴロモ
オトメゴコロ *ジャッジアンジェルーチ
*ティズリー
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
晩成 万能 B B B B B

<戦績>

20戦12勝

<成績>

1着-菊花賞(GI)、天皇賞(春)(GI)2回、天皇賞(秋)(GI)、ジャパンC(GI)、大阪杯(GI)、有馬記念(GI)、スプリングS(GII)、セントライト記念(GII)、京都大賞典(GII)

2着-有馬記念(GI)

3着-皐月賞(GI)、有馬記念(GI)、ジャパンC(GI)

<解説>

 デビューから無傷の3連勝で、スプリングS(GII)を制覇。しかし、皐月賞(GI)は3着、日本ダービー(GI)は14着と敗退。秋はセントライト記念(GII)を制すると、菊花賞(GI)でリアルスティールとの競り合いを制してGI・初制覇。有馬記念(GI)でも3着と能力を見せてくれました。

 4歳になり、春の天皇賞(GI)でGI・2勝目を挙げると、秋のジャパンC(GI)でも勝利し、年度代表馬に輝きました。

 5歳になると、GIに格上げされた大阪杯を難なく制すると、天皇賞(春)(GI)ではディープインパクトのレコードを破る強烈なインパクトを残す快勝劇。宝塚記念こそ惨敗したものの、超不良馬場の天皇賞(秋)と有馬記念(GI)も制し、2年連続の年度代表馬に輝き、顕彰馬にも選出されました。

<へぼまさの眼>

 4歳時は年度代表馬に輝きましたが、正直地味な勝ち方であまりインパクトはない馬だったのですが、5歳時の天皇賞(春)と天皇賞(秋)のパフォーマンスは圧巻の内容でした。特に極悪馬場の天皇賞(秋)は武豊マジック炸裂といっても良いぐらいの素晴らしい内容でした。こう見ると年々パフォーマンスが良化していった感じがするので、晩成タイプだったのではないかと思います。

 血統を見ると、母父サクラバクシンオーなのに天皇賞(春)を連覇したりと謎も多いですし、失敗種牡馬ジャッジアンジェルーチの名前もあるだけに、不安材料は多々ありますね。さらに父はディープインパクトの全兄なので、良質のディープ牝馬も付けることができないので、この点がどうでるかですね。

イスラボニータ フジキセキ念願のクラシックホース
イスラボニータ
Isla Bonita

血統登録数:114頭
2011年 白老ファーム産
黒鹿毛

フジキセキ *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ミルレーサー Le Fabuleux
Marston's Mill
*イスラコジーン Cozzene Caro
Ride the Trails
Isla Mujeres Crafty Prospector
Lido lsle
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
持続 中距離 B B B B

<戦績>

25戦8勝

<成績>

1着-皐月賞(GI)、セントライト記念(GII)、マイラーズC(GII)、阪神C(GII)、東京スポーツ杯2歳S(GIII)、共同通信杯(GIII)

2着-日本ダービー(GI)、マイルCS(GI)

3着-天皇賞(秋)(GI)2回、マイルCS(GI)

<解説>

 2歳時の6月に世代最初の勝ち上がり馬になると、秋にはいちょうS(OP)、東スポ杯2歳S(GIII)と制し、一躍クラシック候補に。

 3歳時は共同通信杯(GIII)を制すると、直行となった皐月賞(GI)も難なく快勝し、まずは1冠。しかし、日本ダービーはワンアンドオンリーに敗れ2着と惜敗。

秋は、セントライト記念(GII)を快勝するものの、天皇賞(秋)(GI)に挑戦し3着。強豪がそろったジャパンCこそ惨敗しますが、最優秀3歳牡馬に選出されました。

 順風満帆の競走馬生活になるかと思いきや、ここから惜敗地獄。セントライト記念からやく2年半ぶりのマイラーズC(GII)で久々の勝利をし、GIでは相変わらずの惜敗も、引退レースとなった阪神C(GII)をレコードで制し、有終の美を飾りました。

<へぼまさの眼>

 幻の三冠馬と呼ばれたフジキセキの最後の世代から現れた最初で最後のクラシックホースということになります。

 一時のスランプはあったものの、世代の最初の勝ち名乗りをしてから、6歳の末まで上位で走り続けることが出来たのは、素晴らしい限りです。セントライト記念を勝ったり、ダービーで2着はしていますが、やはり基本はマイルが良さそうな感じ。父のフジキセキもアウトブリード血脈ですが、この馬もミスタープロスペクターが遠いですし、アウトブリードは作りやすい血統ともいえます。フジキセキの血を後世まで伝えてほしいですね。

コパノリッキー 最低人気でのGI制覇から大躍進
コパノリッキー
Copano Rickey

血統登録数:138頭
2010年 ヤナガワ牧場産
栗毛

ゴールドアリュール *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ニキーヤ Nureyev
Reluctant Guest
コパノニキータ *ティンバーカントリー Woodman
Fall Aspen
ニホンピロローズ *トニービン
ウェディングブーケ
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
持続 中距離

<戦績>

33戦16勝

<成績>

1着-フェブラリーS(GI)2回、かしわ記念(JpnI)3回、JBCクラシック(JpnI)2回、帝王賞(JpnI)、東京大賞典(JpnI)、マイルCS南部杯(JpnI)2回

2着-帝王賞(JpnI)、東京大賞典(JpnI)、JBCスプリント(JpnI)

<解説>

 3歳時には伏竜S(OP)、兵庫チャンピオンシップ(JpnII)と勝利しましたが、その2戦はオープンで惨敗。そんなこともあり4歳初戦に挑んだフェブラリーS(GI)では最下位人気になってしまいますが、2番手から押し切る競馬で快勝。フロックと思われた勝利ですが、ここから驚異の大躍進が始まります。

 かしわ記念(JpnI)でGI連勝を飾ると、秋のJBCクラシック(JpnI)も快勝。翌年に入ってもフェブラリーS(GI)を連覇すると、その後も勢いは止まらず、7歳の暮れまで走り続け、GI・11勝もするまで至りました。

<へぼまさの眼>

 半信半疑だったフェブラリーSの勝利から、ここまで躍進するとは思いませんでしたね。ただ、一本気のスピード馬という感じでもあり、自分の形に持ち込めないと惨敗するケースも多かった感じもします。それでもGI・11勝は素晴らしいと思いますね。キタサンブラックと合わせ、ヤナガワ牧場の黄金期と言っても過言ではないでしょう。

 血統を見ると、ゴールドアリュールとティンバーカントリーの配合なので、ダートに特化した感じなので、基本的にはダートをベースに考えた方が良さそうですね。生産者の人気がかなり高く、配合する牝馬のレベルは高いとは言えないものの、活躍馬を出せる下地は十分あると思います。

ビッグアーサー テスコボーイ系最後の砦
ビッグアーサー
Big Arthur

血統登録数:110頭
2011年 バンブー牧場産
鹿毛

サクラバクシンオー サクラユタカオー *テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハゴロモ *ノーザンテースト
*クリアアンバー
*シャボナ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
Relish Sadler's Wells
Repoy
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 短距離

<戦績>

15戦8勝

<成績>

1着-高松宮記念(GI)、セントウルS(GII)、オパールS(OP)

2着-北九州記念(GIII)、京阪杯(GIII)

<解説>

 3歳4月の福島でデビューし、快勝するも、次走は10カ月後の小倉。しかし、そこで素晴らしい脚を発揮して無傷の連勝。その後は1000万、1600万クラス2回と連勝し、一気にオープン入り。北九州記念(GIII)で連勝は途切れてしまうものの、能力は示されました。

 5歳時の高松宮記念(GI)で念願のGI・重賞初制覇をすると、秋の初戦セントウルS(GII)も快勝。春秋スプリント制覇を期待されたスプリンターズSでは、前が壁になってしまい、何もできないまま12着と大敗すると、香港スプリントも惨敗。翌年秋のスプリンターズSで復帰はするものの、6着と敗れ引退となりました。

<へぼまさの眼>

 2戦目の八代特別の勝ち方がかなり好印象だったので、その後も応援していた馬。サクラバクシンオー産駒とは思えない、筋骨隆々の馬体もこの馬の特徴でした。サクラバクシンオー産駒のショウナンカンプやグランプリボスが、種牡馬としてあまり活躍馬を出せないでいる状況ですので、テスコボーイ系存続の為に、この馬には頑張ってほしいところです。母父がサンデーではないので、付けやすいと種牡馬であると思います。

  故障に泣いた高素質馬
シルバーステート
Silver State

血統登録数:116頭
2013年 ノーザンファーム産
青鹿毛

ディープインパクト *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
*シルヴァースカヤ Silver Hawk Roberto
Gris Vitesse
Boubskaia Niniski
Frenetique
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 中距離

<戦績>

5戦4勝

<成績>

1着-垂水S(1600万)、オーストラリアT(1000万)、紫菊賞(500万)

<解説>

 2歳の7月の中京でデビューするも、後のヴィクトリアマイル勝ち馬アドマイヤリードの2着。その後、未勝利、紫菊賞を圧勝するとクラシック候補と呼ばれるようになりますが、屈腱炎を発症しリタイア。

 復帰したのは4歳の春オーストラリアTで、ここも3馬身差楽勝すると、垂水Sも逃げ切って完勝。秋の飛躍を期待せざるを得ない状況になりましたが、再び屈腱炎を発症し、引退となりました。

<へぼまさの眼>

 この馬が無事だったら、どんなレースになっていただろうと、今でも思うほどの高素質馬。重賞にも出走できずに終わりましたが、その夢は産駒たちが叶えてくれると思いたいですね。

ロゴタイプ 走り続けてGI・3勝
ロゴタイプ
Logotype

血統登録数:58頭
2010年 社台ファーム産
黒鹿毛

ローエングリン Singspiel In the Wings
Glorious Song
*カーリング Garde Royale
Corraleja
ステレオタイプ *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
スターバレリーナ Risen Star
*ベリアーニ
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
持続 中距離

<戦績>

30戦6勝

<成績>

1着-皐月賞(GI)、安田記念(GI)、朝日杯FS(GI)、スプリングS(GII)

2着-安田記念(GI)、中山記念(GII)

<解説>

 2歳の6月・函館でデビューして快勝。その後3戦は掲示板内での善戦でしたが、秋のベゴニア賞(500万)をレコードで快勝すると、朝日杯FS(GI)ではコディーノとの競り合いを制し、GI・初制覇。

 3歳初戦スプリングS(GII)も制すると、皐月賞(GI)では1番人気に応えて、エピファネイアを下して1冠。しかし、日本ダービーで5着に敗れて以降、勝ち切れない競馬が続き、皐月賞から約3年後の安田記念で圧倒的人気のモーリスを抑えて久々の美酒。その後も勝ち切れない競馬は続くものの、7歳時の安田記念(GI)でも2着するなど、存在感を示しました。

<へぼまさの眼>

 皐月賞までの快進撃は素晴らしかったですが、個人的にはその後の超極悪馬場だった札幌記念を走ったのが、リズムが崩れた原因ではなかったかなと思っています。それでも7歳まで順調に走り続けれたのは立派の一言。血統を言うと、ネックはやはり母父のサンデーサイレンス。スターバレリーナから続く、良牝系の馬ですので、その辺を活かすことが出来たら良いのですが..。

サトノアラジン ディープ産駒の遅咲きマイラー
サトノアラジン
Satono Aladdin

血統登録数:77頭
2011年 ノーザンファーム産
鹿毛

ディープインパクト *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
*マジックストーム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Foppy Dancer Fappiano
Water Dance
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
晩成 中距離

<戦績>

29戦8勝

<成績>

1着-安田記念(GI)、京王杯SC(GII)、安田記念(GII)、モンゴル大統領賞(OP)

2着-毎日王冠(GII)

<解説>

 2歳8月の新潟でデビューし、3馬身半差の圧勝。この1戦だけで一躍クラシック候補となるものの、東スポ杯2歳S5着、ラジオNIKKEI杯3着、共同通信杯3着と賞金を加算できず春のクラシックは出れず終い。夏に入って条件戦を連勝し、菊花賞に出走するものの6着でした。

 4歳春にオープン入りを果たすものの、またもや勝ち切れない感じになり、5歳春の京王杯SC(GII)で念願の重賞初制覇。スワンS(GII)も制するものの、本番では掲示板内がやっとでした。翌6歳の安田記念(GI)でようやくのGI制覇。しかし、秋のGI3戦は全て2桁着順となり引退となりました。

<へぼまさの眼>

 新馬戦の内容から、かなり期待していた馬ですが、正直かなり期待を裏切った感じの馬でした。GIは制覇しましたが、不良馬場だったとはいえ天皇賞(秋)の大差シンガリ負けもあり、ちょっと残念な競走馬生活だったと思います。

 血統をいうと、全姉ラキシスはエリザベス女王杯の勝ち馬。ディープ×ストームキャットとキズナやリアルスティールらとも同配合になります。アメリカのダートの良種牡馬を重ねられているものの、重馬場でも大敗を見ると、基本的には軽い芝が合っていそうな感じ。

ワンアンドオンリー

走り続けたダービー馬

ワンアンドオンリー
One and Only

血統登録数:14頭
2011年 ノースヒルズ産
黒鹿毛

ハーツクライ *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アイリッシュダンス *トニービン
*ビューパーダンス
ヴァーチュ タイキシャトル Devil's Bag
*ウェルシュマフィン
サンタムール Danzig
*アンブロジン
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
早熟 中距離

<戦績>

33戦4勝

<成績>

1着-日本ダービー(GI)、神戸新聞杯(GII)、ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)

2着-弥生賞(GII)

<解説>

 2歳8月の小倉でデビューしますが、10番人気の12着と大敗。その後は未勝利戦で最下位人気ながら2着となり、3戦目で初勝利。暮れのラジオNIKKEI杯を差し切って快勝し、重賞初制覇を飾りました。

 3歳時は弥生賞2着、皐月賞4着と善戦。日本ダービー(GI)では今までの競馬と違って好位での競馬を進め、イスラボニータとの争いを制して世代の頂点に輝きました。秋初戦の神戸新聞杯(GII)を接戦で制しますが、菊花賞は9着と惨敗。ここから一気に連敗街道まっしぐらとなっていまい、国内のレースでは一度も馬券圏内に絡むことなく、6歳末で引退となりました。

<へぼまさの眼>

 デビュー戦の小倉で生で見たのですが、あまり見栄えのいい馬ではなかったと思います。そんな馬がダービー馬になるのですから、競馬はわからないですね。しかし、その後が良くなかったですね。さすがに中京記念に出て、ダービー馬が7番人気で10着。そんな姿はあまり見たくなかったです。

 古馬になった時に間近で見たことはありますが、馬体重はあるのですのに2歳馬のような貧弱な体つきだったので、基本的には早熟と思った方が良さそう。後半の成績が悪すぎるので、さすがに種牡馬としては厳しいかなと思います。

ディーマジェスティ 良牝系の皐月賞馬
ディーマジェスティ
Dee Majesty

血統登録数:45頭
2013年 服部牧場産
鹿毛

ディープインパクト *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
エルメスティアラ *ブライアンズタイム Roberto
Kelley's Day
*シンコウエルメス Sadler's Wells
Doff the Derby
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 中距離

<戦績>

11戦4勝

<成績>

1着-皐月賞(GI)、セントライト記念(GII)、共同通信杯(GIII)

3着-日本ダービー(GI)

<解説>

 デビュー3戦目で初勝利すると、共同通信杯(GIII)、皐月賞(GI)と3連勝でGI初制覇。続く日本ダービーでも3着と善戦しました。

 セントライト記念(GII)を僅差で勝利しますが、菊花賞は4着と敗れ、その後3戦は見せ場はなく敗退。

<へぼまさの眼>

 最強世代と呼ばれていましたが、マカヒキも未だ現役を続けていますし、サトノダイヤモンドも古馬になってあまり活躍できなくなったこともあり、この馬の存在感もなくなってしまった感じがしますね。血統をみると、1990年代のヨーロッパ最強馬の1頭・ジェネラスのいる系統になります。従弟にはスプリンターズSを制したタワーオブロンドンもいて、活力ある牝系といえます。この馬は距離が延びて、明らかにパフォーマンスが落ちていたので、基本は2000mまで。母父ブライアンズタイムに加えて、重厚な欧州血脈なので、ダートでの活躍が多そうな感じがします。

  米のチャンピオンスプリンター
*ドレフォン
Drefong

血統登録数:127頭
2013年 アメリカ産
鹿毛

Gio Ponti Tale of the Cat Storm Cat
Yarn
Chipeta Springs Alydar
Salt Spring
Eltimaas Ghostzapper Awesome Again
Baby Zip
Najecam Trempolino
SueWarner
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 短距離

<戦績>

9戦6勝

<成績>

1着-BCスプリント(G1)、キンズビショップS(G1)、フォアゴーS(G1)

<解説>

 デビュー2戦目で初勝利でしたが、短距離で9馬身差の圧勝劇。3歳8月のキングズビショップSを3馬身差圧勝し、G1初制覇。暮れのBCスプリント(G1)も快勝し、アメリカのチャンピオンスプリンターに選出されました。

<へぼまさの眼>

 ストームキャット系で競走成績からすると、ヘニーヒューズやヨハネスブルグといった感じの馬ですね。ただ、スピードはかなりのものを持っているので、生産者の期待はかなり大きいと思われます。ダートの短距離では期待できる種牡馬と思います。

  ウォーフロント最良後継種牡馬
ザファクター
The Factor

血統登録数:117頭
2008年 アメリカ産
芦毛

War Front Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Starry Dreamer Rubiano
Lara's Star
Greyciousness Miswaki Mr.Prospector
Hopespringseternal
Skatingonthinice Icecapede
Rain Shower
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 短距離

<戦績>

13戦6勝

<成績>

1着-パットオブライエンS(G1)、マリブS(G1)、サンヴィンセントS(G2)、サンカルロスS(G2)

<へぼまさの眼>

 ダンチヒの晩年の傑作とも言われたウォーフロントの最良の後継種牡馬ともいえる存在。既に海外でGI馬を輩出しており、日本では1年のみの供用となるものの、種付け数からも期待の高さが窺えます。ただ、ダンチヒ系の種牡馬は欧州やアメリカでは活躍するものの、日本(特に日本産馬)ではそれほど良い馬を出せていないという現実もあるだけに、どこまでやれるかですね。デインヒルみたいな感じかもしれません。

  早世が惜しまれるチャンピオンホース
Arrogate
アロゲート

2013年 アメリカ産
芦毛

Unbridled's Song Unbridled Fappiano
Gana Facil
Trolley Song Caro
Luckey Spell
Bubbler Distorted Humor Forty Niner
Danzig's Beauty
Grechelle Deputy Minister
Meadowlake
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 万能

<戦績>

11戦7勝

<成績>

1着-BCクラシック(G1)、ドバイWC(G1)、ペガサスWC(G1)、トラヴァースS(G1)

<解説>

 デビューは3歳4月と遅かったものの、2戦目で初勝利。8月のトラヴァースSを13馬身差で圧勝し、G1初勝利すると、BCクラシックではカリフォルニアクロームを下して、5連勝。4歳時は新設のペガサスWCを快勝すると、ドバイWCもスタートの不利をものともせず、差し切って快勝。しかし、その後3戦は不振に陥り引退となりました。

<へぼまさの眼>

 名種牡馬アンブライドルズソングが残した晩年の傑作。日本でテレビ中継もされたドバイWCでは強烈なインパクトを残しました。しかし、3世代を残し、7歳の若さで亡くなってしまったのは本当に残念。ドバイミレニアムのように、良い後継種牡馬が出てきてくれることを切に願います。

  突如開花し、年度代表馬に
Gun Runner
ガンランナー

2013年 アメリカ産
栗毛

Candy Ride Ride The Rails Cryptclearance
Herbalesian
Candy Girl Candy Stripes
City Girl
Quet Giant Giant's Causeway Storm Cat
Mariah's Storm
Quiet Dance Quiet American
Misty Dancer
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
晩成 万能

<戦績>

19戦12勝

<成績>

1着-BCクラシック(G1)、ペガサスWC(G1)、クラークハンデ(G1)、スティーブンフォスターH(G1)、ウッドワードS(G1)

<解説>

 2歳の9月のデビュー戦を勝利すると、リズンスターS(G2)で重賞初制覇し、その後ルイジアナダービー(G2)も圧勝。しかし、ケンタッキーダービー(G1)では3着。その後はなかなか勝ち切れない競馬が多いものの、年末のクラークHでG1初制覇。ドバイWCではアロゲートに完敗の2着に敗れるものの、そこから突如開花し、スティーブンフォスターH(G1)を7馬身差つけて圧勝すると、ホイットニーS(G1)を5馬身差、ウッドワードS(G1)では10馬身差と圧勝の連続。暮れのBCクラシックではアロゲートとの再戦になるものの、コレクテッド以下に2馬身半差つけて年度代表馬に輝きました。

 引退レースとなったペガサスWC(G1)も完勝しました。

<へぼまさの眼>

 上記のアロゲートや、ナイキストなどと同期でしたが、すごい面々ですよね。ドバイWCではアロゲートに完敗でしたが、暮れには巻き返し、年度代表馬の座も奪ってしまいました。ナイキストも既に種牡馬として活躍馬を出しているので、この馬も期待です。