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    主な新種牡馬
コントレイル 史上初、父仔無敗三冠
コントレイル
Contrail

血統登録数:130頭
2017年 ノースヒルズ産
青鹿毛

ディープインパクト *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
*ロードクロサイト Unbridled's Song Unbridled
Trolley Song
Folklore Tiznow
Contrive
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
早熟 中距離

<戦績>

11戦8勝

<成績>

1着-皐月賞(GI)、日本ダービー(GI)、菊花賞(GI)、ジャパンC(GI)、ホープフルS(GI)、神戸新聞杯(GII)、東スポ杯2歳S(GIII)

2着-ジャパンC(GI)、天皇賞(秋)(GI)

3着-大阪杯(GI)

<解説>

 2歳9月にデビューして快勝すると、続く東スポ杯2歳S(GIII)を1分44秒5という驚異的なタイムで快勝。更に年末のホープフルS(GI)も難なく制し、朝日杯を無敗で制したサリオスを差し置いて最優秀2歳牡馬の称号を獲得。

 3歳になると、そのサリオスと皐月賞、日本ダービーで対峙しますが、問題なく無敗で二冠を達成。秋は神戸新聞杯(GII)で始動して快勝すると、三冠最後の菊花賞(GI)ではルメール騎手のアリストテレスに苦戦しますが、何とかクビ差制し、父ディープインパクトと史上初の父仔三冠、更に父仔無敗三冠という大記録を達成しました。

 しかし、次走のジャパンC(GI)では、先輩三冠牝馬・アーモンドアイに完敗し、年度代表馬からも引きずり降ろされることになりました。三冠を制した牡馬が、年度代表馬にならなかったのは、史上初の珍事でした。

 4歳になると、大阪杯(GI)で3着、天皇賞(秋)(GI)で2着と敗れ、よもやの3連敗。しかし、引退レースとなったジャパンC(GI)では、圧倒的な人気に応え、有終の美を飾りました。

<へぼまさの眼>

 名馬・ディープインパクトが、死後に送り出した最強の牡馬。種牡馬としてもその後継者としての期待はかなり高いです。同じ母父アンブライドルズソングを持つスワーヴリチャードが初年度からかなりの活躍馬を出しましたし、この馬もたくさんの活躍馬を出すことを願っています。

 3歳秋からは、パフォーマンスの低下が見られたので、早熟性は間違いないところです。でもクラシックへ行く為には、早熟性は重要な要素と思います。母系はダート血統なので、ダートで活躍する馬も出てくるでしょう。

写真 ゴールドアリュール産駒の最強馬
クリソベリル
Chrysoberyl

血統登録数:112頭
2016年 ノーザンファーム産
鹿毛

ゴールドアリュール *サンデーサイレンス Halo
Wishingwell
*ニキーヤ Nureyev
Reluctant Guest
クリソプレーズ *エルコンドルパサー Kingmambo
Saddlers Gal
*キャサリーンパー Riverman
Regal Exception
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 中距離

<戦績>

11戦8勝

<成績>

1着-チャンピオンズC(GI)、ジャパンダートダービー(JpnI)、帝王賞(JpnI)、JBCクラシック(JpnI)、日本テレビ盃(JpnII)、兵庫CS(JpnII)

<兄弟>

マリアライト-宝塚記念(GI)、エリザベス女王杯(GI)

クリソライト-ジャパンダートダービー(JpnI)、コリアC(G1)、日本テレビ盃(JpnII)、ダイオライト記念(JpnII)3回

リアファル:神戸新聞杯(GII)、菊花賞(GI)3着

<解説>

 2歳9月の阪神でデビューし、7馬身差の圧勝。2戦目は3歳の3月の500万下も7馬身差の大楽勝。更に交流重賞・兵庫チャンピオンシップ(JpnII)を5馬身差で圧勝し、無傷の3連勝で重賞初制覇。

 続くジャパンダートダービー(JpnI)を3馬身差圧勝すると、古馬相手の日本テレビ盃(JpnII)も4馬身差圧勝、そして暮れのチャンピオンズC(GI)では前年の覇者・ゴールドドリームとのクビ差接戦を制し、無傷の6連勝で、最優秀ダートホースの称号を手にしました。

 しかし、4歳になると、この年に創設されたサウジCに遠征するも、6着に敗退し、遂に土が着いてしまいました。帰国すると、帝王賞(JpnI)とJBCクラシック(JpnI)を連勝するものの、連覇を狙ったチャンピオンズC(GI)では4着に敗れ、国内での初黒星を喫しました。

 その後長期休養を挟み、5歳の9月に復帰するものの、6着に敗れ、引退となりました。

<へぼまさの眼>

 エスポワールシチー、コパノリッキー、スマートファルコン、ゴールドドリームと大物を送り出した名種牡馬・ゴールドアリュールの集大成ともいえるのが本馬。それらの活躍馬と違って、11戦しか使われていないというのもやはり大きいです。

 母系もマリアライトのような芝GI馬も出ていますし、クリソライトやアロンダイトのようなダートGI馬も多数輩出する素晴らしい血脈。ヨーロッパ系の頑強な配合がされていますし、非常に楽しみな馬だと思います。個人的にはエルコンドルパサーの血がこういう形で残っていってくれるのが本当にうれしいですね。

ダノンスマッシュ 名スプリンターの正当後継者
ダノンスマッシュ
Danon Smash

血統登録数:112頭
2015年 ケイアイファーム産
鹿毛

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
*マンファス
*レディブラッサム Storm Cat
*サラトガデュー
*スピニングワイルドキャット Hard Spun Danzig
Turkish Tryst
Hollywood Wildcat Kris S.
Miss Wildcatter
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
持続 短距離

<戦績>

26戦11勝

<成績>

1着-香港スプリント(G1)、高松宮記念(GI)、京王杯SC(GII)、セントウルS(GII)、京阪杯(GIII)、シルクロードS(GIII)、キーンランドC(GIII)など

2着-スプリンターズS(GI)

3着-スプリンターズS(GI)

<解説>

 2歳9月の新潟でデビューするも2着、2戦目の阪神で勝ち上がり、3戦目のもみじS(OP)を圧勝し、オープン入りを果たしました。しかし、朝日杯では同郷のダノンプレミアムの5着に敗退。

 3歳春はNHKマイルCに出走するも7着。夏の函館で3勝目を挙げると、京阪杯(GIII)、翌年のシルクロードS(GIII)を父仔制覇を達成するも、本番の高松宮記念(GI)は4着に敗れます。その後はGIIを2勝、GIIIを2勝と堅実に勝利を挙げるものの、なかなかGIには届かない日々が続きます。

 5歳の暮れの香港スプリント(GI)で、念願のGI初制覇をすると、翌年の春には高松宮記念(GI)を制し、GI・2連勝。

 しかし、気持ちが切れてしまったのか、その後は精彩を欠き3連敗し、引退となりました。

<へぼまさの眼>

 2歳時から活躍し、初GIを制したのが5歳の暮れという長期にわたって活躍したスプリンターでした。父ロードカナロアの中距離の後継馬はサートゥルナーリアでしょうが、短距離の後継馬は間違いなくこの馬だと思います。母父のハードスパンからは早熟性とスピードも受け継いでいますし、産駒も早い段階から活躍が見込めるでしょう。社台繋養ではないので難しいところはあるかもしれませんが、期待したいですね。

ダノンプレミアム 3冠を期待された素質馬
ダノンプレミアム
Danon Premium

血統登録数:94頭
2015年 ケイアイファーム産
青鹿毛

ディープインパクト *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
*インディアナギャル Intikhab Red Ronsom
Crafty Example
Genial Jenny Danehill
Joma Kaanem
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
早熟 マイル~中距離

<戦績>

15戦6勝

<成績>

1着-朝日杯フューチュリティS(GI)、弥生賞(GII)、金鯱賞(GII)、マイラーズC(GII)、サウジアラビアRC(GIII)

2着-天皇賞(秋)(GI)、マイルCS(GI)

<解説>

 2歳6月の阪神でデビューし、4馬身差の圧勝。秋にはサウジアラビアRC(GIII)、朝日杯フューチュリティS(GI)とレコードで連勝し、最優秀2歳牡馬に輝きました。3歳初戦の弥生賞(GII)も快勝し、クラシック3冠を期待されましたが、皐月賞(GI)は挫跖で回避。日本ダービー(GI)は1番人気に支持されますが、弥生賞で負けしたワグネリアンの6着に敗れ、初黒星。

 4歳になると、金鯱賞(GII)、マイラーズC(GII)と重賞連勝しますが、安田記念(GI)はスタートの大斜行劇に遭ってしまい、最下位惨敗。秋は天皇賞(秋)(GI)2着、マイルCS(GI)2着と力は見せるものの、勝利には至らず。5歳になると、掲示板内には来るものの、馬券圏内には来れず、6歳の安田記念で引退。

<へぼまさの眼>

 2歳の早い時期から活躍を見せ、ディープインパクトの最強馬の呼び声が高かったです。しかし、故障などの影響もあり、重要な時期に使えなかったのが痛かったですし、同時期にアーモンドアイなどの最強馬が揃っていたのも不運でした。それでもポテンシャルはかなりのものでしたし、種牡馬としても十分期待できる馬だと思います。

ダノンキングリー グランアレグリアを下しての戴冠
ダノンキングリー
Danon Kingly

血統登録数:44頭
2016年 三嶋牧場産
黒鹿毛

ディープインパクト *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
*マイグッドネス Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Caressing Honour and Glory
Lovin Touch
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 マイル~中距離

<戦績>

14戦6勝

<成績>

1着-安田記念(GI)、毎日王冠(GII)、中山記念(GII)、共同通信杯(GIII)

2着-日本ダービー(GI)、毎日王冠(GII)

3着-皐月賞(GI)

<兄弟>

ダノンレジェンド:JBCスプリント(JpnI)、東京盃(JpnII)、カペラS(GIII)、黒船賞(JpnIII)2回、東京スプリント(JpnIII)、クラスターC(JpnIII)2回、北海道スプリントC(JpnIII)

<解説>

 2歳10月の東京でデビューし、快勝。続くひいらぎ賞も好タイムで快勝し連勝。

 3歳初戦・共同通信杯(GIII)で、2歳チャンピオン・アドマイヤマーズを下して重賞初制覇。しかし、皐月賞(GI)は3着、日本ダービー(GI)は2着と惜敗。秋は毎日王冠(GII)に勝つものの、マイルCS(GI)は5着。

 4歳になると、中山記念(GII)は勝つものの、その後GIで3連敗で終了。

 5歳の安田記念は、ぶっつけもあり8番人気の低評価になりますが、圧倒的人気のグランアレグリアを下して、念願のGI初制覇を飾りました。

<へぼまさの眼>

 5歳の安田記念でGI初制覇でしたが、最強マイラーとして覚醒していたグランアレグリアを下して戴冠したのは、お見事としか言いようがなかったですね。

 血統面でいうと、半兄は地方交流の短距離重賞を勝ちまくり、種牡馬としても、地方を中心に活躍馬を輩出しているダノンレジェンド。ディープインパクト×ストームキャットのニックス配合で、既にキズナ、リアルスティール、サトノアラジンは、種牡馬としても十分活躍しています。この3頭はダートでも活躍馬を輩出しているので、兄にダート重賞馬を持つこの馬もダート短距離での活躍は期待できると思います。ただ、如何せん受胎率が悪いのがどう影響するか。

インディチャンプ ステイゴールド産駒の名マイラー
インディチャンプ
Indy Champ

血統登録数:67頭
2015年 ノーザンファーム産
鹿毛

ステイゴールド *サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ *ディクタス
ダイナサッシュ
ウィルパワー キングカメハメハ Kingmambo
*マンファス
*トキオリアリティー Meadowlake
What a Reality
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 マイル

<戦績>

23戦8勝

<成績>

1着-安田記念(GI)、マイルCS(GI)、マイラーズC(GII)、東京新聞杯(GIII)

2着-マイルCS(GI) 3着-安田記念(GI)、高松宮記念(GI)

<解説>

 2歳の12月の阪神でデビューして、快勝。続く3歳の500万下も快勝しますが、GIIIに挑戦して3着、4着となり、クラシックには出られず。

その後、条件戦を連勝し、4歳初戦の東京新聞杯(GIII)で重賞初制覇。そして安田記念(GI)でGI初制覇し、連勝街道を続けていたアーモンドアイが遂に敗れてしまいました。ただスタートでの大斜行もあったのも事実であり、フロック視はされましたが、秋のマイルCS(GI)を制し、マイルGI春秋制覇を達成。

 しかし、5歳になるとマイラーズC(GII)こそは制するものの、グランアレグリアの覚醒もあり、その後の勝利には至りませんでした。

<へぼまさの眼>

 オルフェーヴル、ドリームジャーニー、ゴールドシップと名ステイヤーたちを輩出してきたステイゴールドが送り出した名マイラー。母系は、叔父に安田記念(GI)を制したリアルインパクト、クインエリザベスII世C(G1)を制したネオリアリズムなど、マイルから中距離で活躍している馬も多いので、かなりスピード豊かな血脈。母父にキングカメハメハを持つ種牡馬は、あまりいないので、その点がどう作用するか楽しみです。ただ、受胎率が悪いのが痛いところ。

キセキ 大レコードの立役者
キセキ
Kiseki

血統登録数:50頭
2014年 下河辺牧場産
黒鹿毛

ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo
*マンファス
エアグルーヴ *トニービン
ダイナカール
ブリッツフィナーレ ディープインパクト *サンデーサイレンス
*ウインドインハーヘア
ロンドンブリッジ *ドクターデヴィアス
*オールフオーロンドン
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
持続 中・長距離

<戦績>

33戦4勝

<成績>

1着-菊花賞(GI)

2着-ジャパンC(GI)、宝塚記念(GI)2回、大阪杯(GI)

3着-天皇賞(秋)(GI)

<兄弟姉妹>

ビッグリボン:マーメイドS(GIII)

<解説>

 2歳・12月の阪神でデビューし、3馬身半差の圧勝。しかし、その後は3連敗。夏に力をつけて連勝し、神戸新聞杯(GII)で2着し、菊花賞の権利を獲得。

そして本番の菊花賞(GI)。季節外れの台風の影響により極悪馬場で行われましたが、1番人気応えて、GI初制覇となりました。しかし、香港で惨敗すると、国内に戻ってよもやの4連敗。そして伝説となったジャパンC(GI)。前半1000mで59秒9のハイラップでぶっ飛ばし、2着には敗れるものの、3冠牝馬・アーモンドアイの2400mの大レコードに大きく貢献しました。

 しかし、その後は宝塚記念(GI)や大阪杯(GI)で2着はあるものの、結局は菊花賞以来1度も勝利をすることが出来ず引退となりました。

<へぼまさの眼>

 ジャパンCのレコードの立役者で、1989年のホーリックスのレコードに貢献したイブンベイみたいな存在でした。しかし、その後は逃げて良いのか、差せば良いのか全くわからない状態になってしまい、結局勝ち星を挙げることが出来ませんでした。非常に乗り難しい馬だったと思います。

 母系を見てみると、祖母が桜花賞でも2着したロンドンブリッジ、伯母にはオークス馬・ダイワエルシエーロ、伯父には重賞3勝・ビッグプラネットや、中京記念勝ちのグレーターロンドンがいます。そのグレーターロンドンが種牡馬としてもなかなか優秀なので、この馬も期待はできると思います。

 ただ、キンカメ、ディープと有名どころの種牡馬が血統内にいる以上、配合相手を選ぶ必要があるのは痛いところ。

なし 短・中距離GI5連勝
St.Mark's Basilica
セントマークスバシリカ

2018年 フランス産
鹿毛

Siyouni Pivotal Polar Falcon
Fearless Revival
Sichilla Danehill
Slipstream Queen
Cabaret Galileo Sadler's Wells
Urban Sea
Witch of Fife Lear Fan
Fife
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 マイル~中距離

<戦績>

9戦6勝

<成績>

1着-仏ダービー(G1)、仏2000ギニー(G1)、エクリプスS(G1)、愛チャンピオンS(G1)、デューハーストS(G1)

<解説>

 2歳・6月にデビューも2着、2戦目はG1に挑戦し5着し、3戦目の未勝利戦で初勝利を挙げました。

 2歳・10月のデューハーストS(G1)でG1初勝利を挙げると、3歳時は無敵の快進撃。フランス・2000ギニー(G1)、ダービー(G1)と快勝し、2冠を達成。古馬と初対決となったエクリプスS(G1)も3馬身半差の圧勝。愛チャンピオンS(G1)も制し、G1・5連勝。凱旋門賞(G1)でも最有力候補に挙げられましたが、故障の為に回避し、そのまま引退となりました。

<へぼまさの眼>

 2021年の凱旋門賞(G1)の最有力候補だっただけに、故障による引退が非常に残念だった記憶があります。シユーニ×ガリレオの組み合わせは、凱旋門賞馬・ソットサス、ジャパンC(GI)でも2着したシンエンペラーと同配合。ただ、ソットサスは輸入馬の様子を見ると、かなり苦戦している感じがします。本馬は、短距離でも結果を残しているので、スピードはかなり優れているタイプと思いますので、日本の馬場にも合いそうな感じを受けますね。

なし 安定感抜群の名マイラー
Palce Pier
パレスピア

2017年 イギリス産
鹿毛

Kingman Invincible Spirit Green Desert
Rafha
Zenda Zaminder
Hope
Beach Fronlic Nayef Gulch
Height of Fashion
Noght Frolic Night Shift
Miss d'Quilly
成長 距離 気性 底力 健康 安定 ダート 瞬発力 スピード スタミナ 期待度
普通 マイル

<戦績>

11戦9勝

<成績>

1着-セントジェームスパレスS(G1)、ジャックルマロワ賞(G1)、ロッキンジS(G1)、クイーンアンS(G1)

<解説>

 2歳・8月にデビューして、3馬身差の圧勝をすると、そこから快進撃。3歳のセントジェームスパレスS(G1)、ジャックルマロワ賞(G1)まで、無傷の5連勝を達成。クイーンエリザベスII世Sで3着に敗れ、初黒星を喫しますが、4歳時はG1・3つを含む4連勝を達成。前年の雪辱を果たすため再びクイーンエリザベスII世Sに出走するも、近年の欧州最強馬の1頭・バーイードとの接戦に敗れ2着し、引退。

<へぼまさの眼>

 ジャックルマロワ賞(G1)連覇など、非常に安定した走りを見せた名マイラーでした。最後のレースもバーイードと僅差の競馬でしたし、能力の高さはかなりのものですね。日本で実績のあるキングマンの産駒ですし、母父ネイエフもナシュワンの弟ながらもスピードある血脈。楽しみな1頭と思います。