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第31週号

2011年1月15日(土)、16日(日)

第1回中山5日目・6日目、第1回京都5日目・6日目

作成日:2011年1月16日(日)  追記日:--

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重賞・オープン競走回顧

第51回 京成杯(GIII)-フェイトフルウォー、正攻法の競馬で重賞初V!!

  2011年1月16日(日) 中山11R 2000m芝 16頭
着順 馬番 馬名 タイム 騎手 人気
1着 [2] フェイトフルウォー 2.00.9 田中勝 (2)
2着 [10] デボネア ハナ 吉田豊 (8)
3着 [5] プレイ 2 1/2 柴田大 (7)
4着 [3] マイネルメダリスト アタマ 津村 (10)
5着 [13] メイショウトチワカ 1/2 勝浦 (15)

 

単勝:[2] 470円
馬連:[2][10] 6,600円 馬単:[2][10] 11,240円
3連複:[2][5][10] 24,700円
3連単:[2][10][5] 156,000円

 エリカ賞を快勝したスマートロビン(POG馬)が1番人気、東京スポーツ杯2歳Sで3着したフェイトフルウォーが2番人気、前々走の未勝利戦でスマートロビンと僅差の競馬をしたジャービス(POG馬)が3番人気、そして牝馬で新馬戦を快勝したヌーベルバーグ(POG馬)が4番人気に推されていました。その他、当POGからインナージョイ、プレイ、デボネア、マリアビスティー、ノヴァグロリア、メイショウトチワカと大挙9頭が出走してきました。

 さてレースでは、流行りのタイガーマスクを被ったジャービスが好スタートを切ってハナを切ります。そして控える競馬をすると思っていたヌーベルバーグが2番手、そしてフェイトフルウォーも今回は早め3番手、プレイはハナには行かず4番手。デボネア、ノヴァグロリアは中位、メイショウトチワカ、マリアビスティー、そしてエリカ賞で逃げ切り勝ちをしたスマートロビンはスタートが悪く最後方での競馬になってしまいます。

 勝負所でノヴァグロリアは早々と後退。スマートロビンは大外を通って進出を開始。しかし直線に入ると伸びを欠いてしまいます。逃げたジャービス、ヌーベルバーグも直線で一杯になり早々となり後退。そして外に出したプレイが先頭に立ちますが、内の狭い間を割って、フェイトフルウォーが抜け出しきて、更に中位にいたデボネアが鋭い脚で伸びてきて最後はこの2頭の叩き合い。内のフェイトフルウォーがデボネアの追撃をなんとかハナ差凌いで勝利しました。そしてプレイが2頭に交わされながらも渋太く踏ん張って3着を確保しました。

 一方、人気に推されたPOG馬たちは軒並み2桁着順の惨敗。ヌーベルバーグは初めての遠征でしたし、まさかこういう競馬をするとは思いませんでした。やはり末が切れる馬なので、先行は向きません。スマートロビンは後方のまま12着。出遅れもありますが、跳びの大きな馬ですし、中山は向いていない感じもしますね。そして、ジャービスは息の入らない流れで、さすがに厳しかったです。ただ、直線に入って方の急速後退はちょっと脆すぎる感じもします。結局、POG馬は9頭出走しても勝利には至らず、掲示板もデボネア、プレイ、メイショウトチワカと人気薄の馬たちだけでした。

 勝ったフェイトフルウォーは、美浦・伊藤伸一厩舎の牡馬。父がステイゴールド、母がフェートデュヴァンという血統。ステイゴールド×メジロマックイーンとグランプリホース・ドリームジャーニーと同じ配合。この配合は、まさに黄金配合なのかもしれませんね。新馬戦ではレース前に放馬のアクシデントがありながらも快勝。その後の2戦は後方からの競馬で勝ち切れませんでしたが、今回は正攻法の競馬で強い競馬を見せてくれました。気性的な癖はありますが、クラシックで怖い1頭になりそうです。

紅梅ステークス(オープン)-先行馬上位独占!モアグレイスがまんまと逃切る!

  2011年1月16日(日) 京都9R 1400m芝 15頭
紅梅ステークス ゴール前写真
(京都競馬場にて撮影)
着順 馬番 馬名 タイム 騎手 人気
1着 [2] モアグレイス 1.22.7 酒井 (5)
2着 [3] シナル 1 1/4 藤田 (6)
3着 [11] ウッドシップ 1 1/2 藤岡佑 (14)
4着 [8] ケイティーズジェム クビ 福永 (1)
5着 [12] ナムラドリーミー 3/4 武豊 (11)

 

単勝:[2] 1,000円
馬連:[2][3] 3,390円 馬単:[2][3] 10,850円
3連複:[2][3][11] 128,850円
3連単:[2][3][11] 584,440円

 有力視されていたアフロディシアスが取り消して15頭。1番人気に推されたのは、新馬戦でサダムパテックを破っているケイティーズジェム、2番人気にはフジキセキ産駒のタガノラヴキセキ、3番人気にデビュー戦を快勝した外国産馬・ラインアンジュ、4番人気にエリモエクセルの仔・リトルダーリンが推されました。オッズ的にはケイティーズジェムが2.3倍の人気でしたが、全体的には抜けた存在も見当たらず、混戦模様を呈していました。

 レースは5番人気のラインアンジュが先手を取ります。ウッドシップ、シナル、ナムラドリーミーが先行集団。ケイティーズジェムとラインアンジュは中位、リトルダーリンは前半で窮屈な競馬になってしまって後退し、後方からの競馬でした。

 直線、モアグレイスが後続を突き放します。内からシナル、外からウッドシップが伸びてきます。後続勢はというとケイティーズジェムがようやく伸びてきますが、前を捉えるには程遠い状況。結局、ハナを切ったモアグレイスがまんまと逃げ切ってしまいました。2着にシナル、3着にウッドシップ、5着にナムラドリーミーと前に行った馬が掲示板を独占。後続はケイティーズジェムが4着に入れただけでした。
 前半3Fが36秒4とこのクラスでなくてもスローな流れ。直線でモアグレイスが突き放した時点でジエンドでした。POG馬・リトルダーリンは後方のまま11着と惨敗してしまいました。

 勝ったモアグレイスは、栗東・西園正都厩舎の牝馬。父がキングカメハメハ、母がフェイムドグレイスという血統。祖母が新潟記念で3着したビューティーメイクです。兄姉3頭は全て勝ち上がっていますし、なかなか走る血統です。2着のシナルとキングカメハメハ産駒ワンツーフィニッシュとなりました。前走はレッドデイヴィスの斜行の被害を受けた馬でしたが、見事オープンで巻き返しました。

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今週の注目レース・注目馬

1月16日(日) 京都6R 500万平場戦 1600m芝  
1月16日 京都6R 500万平場戦 ゴール前写真
(京都競馬場にて撮影)
着順 馬番 馬名 タイム 騎手 人気
1着 [11] ニジブルーム 1.35.9 北村友 (11)
2着 [9] ギリギリヒーロー クビ 藤岡佑 (6)
3着 [10] コティリオン 1 1/4 武豊 (1)
4着 [12] トップシャイン 3 1/2 岩田 (3)
5着 [6] カルドブレッサ ハナ 川田 (4)

 ラジオNIKKEI杯で不利がありながら追い込んで3着した、へぼまさのPO馬・コティリオンが圧倒的1番人気に推されました。そして、新馬戦で圧倒的な末脚を炸裂させたラトルスネークが2番人気、千両賞でリベルタスの2着したトップシャインが3番人気、未勝利勝ちしたばかりのカルドブレッサが4番人気に推されていました。

 レースでは人気薄のピルケンハンマーが先手を取ります。ラトルスネークは好位内、コティリオンとカルドブレッサは中位、トップシャインは後方から競馬を進めていました。勝負所に入ってコティリオンが大外を通ってまくり気味に上がっていきます。トップシャインもこれに連れて好位まで押し上げます。
 直線、外のコティリオンが楽な感じで先頭に立ちます。しかし、突き放すかと思ったのですが、最後方からレースを進めていたニジブルームが外から襲い掛かり、コティリオンをあっさり交わして抜け出します。更に後ろからギリギリヒーローが伸びてきて、最後はこの2頭が並んでゴール。ニジブルームが僅かにクビ差勝利しました。

 コティリオンは向正面で少し掛かったとはいえ、この競馬で3着に敗れてしまうとは案外な内容でした。うーん厳しい。そして2番人気に支持されたラトルスネークは直線で前も横も完全に塞がってしまって出られず、全く追えないまま10着と敗退。不完全燃焼に終わってしまいました。

 勝ったニジブルームは、栗東・山内研二厩舎の牡馬。父がダンスインザダーク、母がフェアリーステークスを勝利したタヤスブルームという血統。全姉には、桜花賞でダイワスカーレットの3着したカタマチボタン、半姉には先日オープン入りブルーミンバーがいます。未勝利を勝った時にも強烈な末脚を披露しましたが、その後やや不振でしたが、14番人気のこのレースで再びその末脚を爆発させました。思えば、前走はレッドデイヴィスが降着したレースで4着。前述の紅梅Sでもこのレースで不利を受けたモアグレイスが勝ちましたし、降着したレッドデヴィスが先週のシンザン記念を快勝。このレースに出走していた馬は要注意ですね。

注目馬:1月15日(土) 京都1R 未勝利戦 1800mダート

1着:ベストリガーズ

牡 栗東・野中賢二厩舎 父:ネオユニヴァース 母:グリーティングス

 札幌2歳S、共同通信杯を勝利したストーミーカフェの半弟。今回は2戦目。レースでは中位からの競馬で直線では鋭い脚で一気に突き抜けて、後続を6馬身突き放す大楽勝。前走惨敗で10番人気という低評価でしたが、パドックでもかなり良い雰囲気で歩いていましたし、ある意味順当な内容と思います。これはかなり強いかもしれません。

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編集室より

 1月16日(日)は、京都競馬場が雪の影響で開催が危ぶまれていましたが、結局それほど雪は降らず。京成杯など前日発売を行っていた中山競馬場が一転、積雪の影響でまさかの開催ピンチ状態に。家を出る前まで何も情報がなかったのに、競馬場に着いてビックリしました。ちょっと読みが甘かったかもしれませんね。

 それにしても、コティリオンの勝利を信じて遠征しましたが、3着とガッカリ。あの競馬なら突き抜けると思っていただけに、レース後は現実を受け入れらず、思わず天を仰いでしまいました。この日の馬券はトントンとまずまずだったのに、なんか全敗した感じで足取りの重い帰り道になってしまいました。

 しかしながら、ディープインパクト産駒はなかなか癖があるようですね。能力自体はあるとは思うのですが、勝ち上がり率の割には昇級後の苦戦、特に引っ掛かっての敗戦が目に付きます。キングカメハメハ同様、産駒の大成は2代目かもしれませんね。